
By: coolio-claire
ここだけの話とか秘密の話を聞かされることはそれなりにあるし、種類によっては私に話してくれたことを嬉しく思う。
ところが、秘密を秘密として保管しておいても、当の本人がいつの間にやら言いふらしていることもあって、真剣に保護していた情報への労力が一体何だったのかと思うこともある。こういう事例を除けば、秘密は秘密だから、もちろん他の人に流布するわけもなく、その実績から打ち明けてくれることもある。
ところが、思いもしない重い話を打ち明けられることがある。それこそ文字通り墓穴まで持っていかなければならないような内容で、もし間違ってでも口が滑ってしまったら、知っているのは私だけだから容易にバレる。また、バレなかったとしても打ち明けられた側は、今度はその重さに耐え続けなければならない。