バックアップ

By: Rich Bowen

つい先日は旅客鉄道において、バックアップを切断してメインを操作するという作業が行われていて、メインがダウン。予備がないからシステムがダウン。配置した予備はどうして切断したのだろうか。

理由は様々あるから一方的に知った情報だけで批判はできない。

例えば、更新したことによって新旧のシステムが混在する事になり、データの整合性が取れなくなるために片方ずつの作業が必要だったのかもしれないからだ。

ほぼ全てのデータをメインと予備で同期するようにしていたとしても、稀にそういう作業が必要になる事があるのは十二分に承知しているし、直面することもある。

データにしても物理的な機械装置にしても、私は常に予備を持っている。これは大変だ。メインも予備も正しく維持しなければならないし、配置もしなければならない。つまり、労力も費用もかかる。

By: Steven Depolo

先日も私用の小さな部品を過失により毀棄してしまった。

便利な時代で、注文すれば僅かな時間で新しいものが届くが、その僅かな時間が致命的である。今回の部品は、一般的に流通しているものだから近くに販売している店舗があるかも知れない。だが、それを探しまわる時間や労力が避けなかったり、店舗が営業していない時間だったらどうだろう。そういう時のために、予備がある。すぐに予備に切り替えて事なきを得た。

これらは、過去の過ちや経験の蓄積によるものだから、誰かにその重要性を正しく認識させることは難しい。先人は、これを指南書や手順書として知的財産を残すが、そこには重要な事が書かれていない。

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